【メルマガ】攻める練習、守る練習は必要ありません。必要なのは!?

今日は僕が執筆している  
「お父さんのためのテニス教室」のメルマガをご紹介します。 
 

佐藤卓也佐藤卓也●お父さんのためのテニス教室メルマガ
●2014年4月22日号


■技術は高いけど、試合に勝てないジュニア
■テニスはそんなに上手くないけど、粘り強くて勝つジュニア


っていませんか?


【技術は高いけど、試合に勝てないジュニアの特徴】
序盤はいいプレーをするが、そのプレーに波があり
中盤でミスが続くと自信が持てなくなり、終盤に崩れるパターンがある。


【粘り強く勝つジュニアの特徴】
相手に力の差を見せられるが、自分のプレーを崩さず
相手に決められても、自分がミスをしても、次のプレーに集中できる。


このようなイメージはないでしょうか?
この差はいったいなんでしょうか?


今日はその回答として
私なりの考えをお伝えします。


テニスは大きく分けると
「オフェンス」と「ディフェンス」と考えやすいです。


オフェンスとは「攻める」
ディフェンスとは「守る」


とイメージができると思います。


ジュニアの試合を観ていると
攻めてばかりの選手や守ってばかりの選手がいます。


でも、試合に勝ち上がるジュニアは
そのどちらも優れている選手です。


では、、、


攻めるためにどんな練習をすればいいのか?
守るためにどんな練習をすればいいのか?


と考えると思いますが、
私の考えはちょっと違います。


実はそんなに攻める・守るは重要ではないのです。

自分が攻める・守るを考えて練習していては
スキルが高くなるだけになりやすいと思います。

重要なのは「相手に攻めさせない」ということです。

相手が攻めてこないようにするために
どうしたらいいのか?


ここで勝つジュニアと勝てないジュニアの
ショットに対しての考え方の違いがあります。


■試合に勝てないジュニア
ファーストサーブ:思いっ切り打つ
チャンスボール:思いっ切り打つ
ラリー:早いボールを打つ


■試合に勝つジュニア
ファーストサーブ:選択肢が多くあることを知っている
チャンスボール:相手が打ちづらいところを狙う
ラリー:じっくり相手と打ち合いミスを誘う


【試合に勝つジュニア】は「相手に攻めさせない」という基準があり
ショットセレクトが優れているため、ミスが少ないプレーをします。

その選択肢を増やすためにスキル向上を目指して
練習を積み重ねるジュニアが【試合に勝つジュニア】になるでしょう。

【技術は高いけど、試合に勝てないジュニア】は
自らのショットでポイントを取りたいと考えてプレーをしています。

【粘り強く勝つジュニア】は
相手がどうしたらミスをするのかを考えてプレーをしています。


でも、安心して下さい。


今、【技術は高いけど、試合に勝てないジュニア】は
自分のスキルに不安を持つのではなく、


相手に攻めさせないために
自分の長所を活かすプレーができれば


「粘り強くプレーできるようになったね」
「イライラしなくなって、カッコよく見えるようになったね」


となることが予想されます。


自分が攻める・守ると考えて練習するのではなく
「どうしたら相手に攻めさせないか?」を考えて練習してみてください。

その練習方法は「ゲーム」をすることです。

ただ、ゲームをするのではなく、
制限を設けたゲームです。


・サーブは1本のみ
・バックはスライスのみ
・サービスエリアはアウトにする
・コートの中でプレーする
・必ずサーブ&ボレーをする


など、アイデアをたくさん出してゲームをすると
いつもと違ったゲーム展開を経験できます。


そして、一番重要なのは
「相手を観る」ということです。

相手の反応を見ながらプレーすることで
相手が何を嫌がっているのか気付けるはずです。

自分がいいプレーすることがテニスの魅力ですが、
相手が嫌がるプレーするのもテニスの楽しさでもあります。


「相手に攻めさせない」というプレーを試してみませんか?


この内容がお父さんお母さんの参考になれば幸いです。

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