【メルマガ】ストレスに弱い子供の原因とは!?

今日は僕が執筆している  
「お父さんのためのテニス教室」のメルマガをご紹介します。   
 

佐藤●お父さんのためのテニス教室メルマガ 
●2014年4月9日号 
 

春休みが終わり、新学期が始まりました。


私たちは、この春休みの間、多くのイベントを行い
とてもハードワークでしたが、今はやり切ったという「達成感」いっぱいです。


そこで、今回のイベント期間中に多くの子供に出会いましたが、
気になることを感じたので、お伝えしたいと思います。


それは、子供たちの「安心領域」です。

私の考える「安心領域」とは、
その場に慣れ親しみ、居心地が良い場所です。

子供にとっての「安心領域」は、
家が一番であり、親と一緒にいる時だと思います。


こうした居場所があることで、
子供達は「自分らしさ」を身に付けていきます。


ただし、その場に長く居続けると
自分の「安心領域」でしか「自分らしさ」を出せなくなります。


いわゆる「内弁慶」になります。
※家の中ではいばりちらすが、外では意気地のないこと。


子供は誰でも初めは、幼稚園・小学校と、
成長と共に徐々にそれらの場が「安心領域」になっていきます。


ただし、初めは大きなストレスを感じる子供が多く、
泣き喚いたり、言うことを聞かなかったりする場合があります。


それを周りの大人が上手く諭し、親以外の安心できる人になり、
家以外の安心できる場所を作っていきます。


こうして、ストレスを乗り越えながら
「安心領域」を広げていくことが成長になります。


そこで私がこの春休み期間で行ったイベントで感じたことは
「ストレスに慣れていない子供が多い」ということです。

今回、小学生のテニス合宿でも、食事時や睡眠時でも
腹痛や頭痛を訴える子供が多くいました。


もちろん、本当に病気という可能性もありますが、
ほとんどはストレスから来るものだと思います。


また、短期教室などでも、周りの子供達と合わせて行動が出来ず、
自分勝手になったり、何もしないという子供もいました。


こうした子供たちの原因は2つあると考えています。


1.ストレスを感じさせないようにしている。
2.ストレスを与え過ぎている。

「1」の場合は、過保護になっている。
「2」の場合は、厳し過ぎる教育になっている。


要するに、ストレスに対してバランスが悪くなっているのです。
では、どうすれば適度なバランスでストレスを与えればいいのか?


私たちのテニススクールで気をつけていることを参考にしてみます。


1.規則正しい生活リズムを身に付ける。
2.ほめる。

「1」の場合、1週間の中に習い事が詰まり過ぎていないか?
生活リズムの中にストレスを感じるのが多過ぎていないか?


また、子供の気分次第で習い事をコロコロと変えてしまい、
ストレスを感じないようにし過ぎていないか?


「2」の場合、親がやって当たり前だと思い込んでいないか?
頑張ってきた子供に対して、ダメ出しばかりしていないか?


私たちのテニススクールでは、この2つを意識し、
練習ルーティン、子供達を褒めるを大切にしています。


子供達に「場」に慣れてもらい、
私たちと一緒にいる場が「安心領域」なることを心掛けています。


この内容がお父さんお母さんの参考になれば幸いです。



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