【佐藤】「テニスだけ教えてくれよ」って言われたことがあります。

from 佐藤


テニススクールって
テニスを教えるところでしょ?


トレーニングだけとかミーティングだけとか
それだけなら行く意味がない。


と言われたことがあります。


その時、伝えることは、、、


テニスの上達を早めるために、テニスの技術的な指導ばかりでなく、「思考」「習慣」などを学ぶことで「やる気」「覚悟」などが育ち、コーチが叱咤激励しながら指導しなくても、自分の意志でスキルアップできるようになる。それが結果的に目標に早く辿り着くことだと信じて指導しています。


と伝えています。


テニス経験がある大人
テニススクールに通っている大人


大人がテニスを習う場合には
テニスってスポーツを知っていて
イメージがあります。


どうやったら上手く打てるようになるか?
どうやったらコントロールできるようになるか?
どうやったらゲームで勝てるようになるのか?


ある程度の目標を持って
テニスを習うのだと思います。


なので、出来ないことを出来るようにすることに対して
我慢する覚悟を持って習うことが、大人は出来ます。


でも、子どもは違いませんか?


テニスって何?どんなスポーツ?
そこから始まりませんか?


興味、好奇心があるだけの子どもがほとんどで
はじめから「強くなりたい」って子はいないです。


その空間が楽しかったり
一緒にやる仲間といるのが楽しかったり
教えてくれるコーチが面白かったり


そのくらいが子どもの
モチベーションだと思います。


そこに大人と同じような考えて
いきなりテニスを指導された子どもは


きっと「習う=我慢」になり
我慢を学んでない子どもは
やる気がなくなります。


「習い事=我慢」となれば
習い事が嫌になる場合もあります。


なので、「大人がテニスを習う」と
「子どもがテニスを習う」では違うと思います。


僕たちは子どもが
興味・関心を持ち続けて


「続けたい」と思わせることが
大切だと考えています。


そこから少しずつ強くなりたという想いが芽生え
忍耐強くなったり、自分を律することが
出来るようになるのだと思います。

10:54 | ■ 佐藤コーチ |

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