【佐藤】同じ練習してるのに差が大きくなる理由って?

from 佐藤


ある本に、、、

「知識」とは「意味」を理解することだが、「知性」とは「意義」を感知する能力

と書いてありました。


この「知性」が
差を大きくする要因だと思います。


僕の解釈を例えると、、、

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テニスのルールを覚えて
そのルールを守ってプレーする。

ここまでが、
「知識」とは「意味」を理解すること


なぜ、そのルールがあるのか?
なぜ、ルール以外にマナーってのがあるのか?
なぜ、スポーツマンシップって言葉があるのか?

少しでも深掘りすることが
「知性」とは「意義」を感知する能力

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【歴史問題】
農兵分離、楽市楽座、関所の廃止、主要道路の整備、鉄砲の使用、キリスト教の布教を許可。これらの政策を行った戦国武将は誰ですか?


【答え】
織田信長


織田信長って名前は知っているけど
何をした人なのかを深くは知らない。


でも、歴史に詳しい人、興味ある人にとっては
当たり前のことかもしれません。


・テストのためだけに覚える人
・織田信長って人物を深掘りして歴史を学ぶ人


僕は前者でした。


僕は「本能寺の変」という言葉が出ないと
織田信長という人物は思い浮かばなかったです。


ここに勉強できる人、苦手な人の差が
あるのかなと思います。


どうして歴史を学ぶ必要があるのか?
どうして織田信長は歴史に名を残したのか?


って考えながら学ぶことが
「知性」なんだろうなと思います。

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練習も同じです。


教えられたことだけを
一生懸命取り組む人


教えられたことに疑問を持ったり、
アレンジを加えたりしながら、一生懸命取り組む人


どちらも一生懸命取り組んでますが、
そのうち差が出始めるでしょう。


指導者も同じです。


同じフォアハンドを教えてたとしても
伝え方、見せ方、雰囲気の作り方などで
受ける側の吸収力は変わってきます。


知識を伝えて
理解させるだけでなく


言葉使い、雰囲気作りなどの
知性・感性も必要ってことです。


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同じ練習していても差が大きくなるのは
運動能力でも、遺伝でもなく


一生懸命やっていればいいでもなく
コーチの指導通りに取組めばいいでもなく


ずっと考え続けることだと思います。


その人が
考えているか、考えていないかは
見える化できないですよね。


だから、気付いたら差が広がっている
ってことになると思います。



 
10:00 | ■ 佐藤コーチ | タグ: , , ,

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