【下】ユニークスタイルでは、いつフォームを教えてくれるのですか!?
2015年4月16日
ユニークスタイルの下です。
キッズ、エントリー、チャレンジャークラスの保護者の 方から「フォームはあれでいいのですか?」と質問される ことがよくあります。
決して僕たちが、フォームを教えないということでは
ありません。フォームを教えるタイミングがあると
考えています。ではどんなタイミングで教えるのでしょうか。
ここでポイントになることが2点あります。
【本人がどれだけ必要性を感じているか】
周りから見ていて、「もっとこうした方が良い」と
気付くことがあります。しかし、本人はどう思って
いるのでしょうか!?
もっと上手く打ちたいと感じていれば、アドバイスを
するタイミングです。
しかし、上手く打てているし、楽しいと感じているのに、
アドバイスをするとどうでしょうか。素直に聞き入れる
ことが出来ないと思います。
それでも、言われる通りにしてきた子供達をたくさん
見てきました。強制させて満足するのは子供よりも、
大人の方が多いように感じます。
指導をしていく上で大切なことがあります。 目先の成果に拘りながらも、長い目で物事を 考えるということです。
強制することは、短期的な成果はでやすいです。 長期的に見た時には、考える力や主体性、積極性 などに欠ける可能性があります。
ここのバランスがとても重要です。強制するのではなく、
本人がそう思うように持っていき、率先して取り組む
ようになってくると、こちらから言ったことも素直に
聞き入れるようになります。
あくまでも本人の意志を尊重したいと考えていますし、
フォームの改善を楽しめるレベルは、試合で本気で
勝っていきたいというレベルだと思います。
テニスは、フォームの修正をしているよりもラリーをしたり、
ゲームをしている方が楽しいです。そこのバランスも大切です。
【どれだけの時間をテニスに費やせるか】
フォームを教えるからには、改善してほしいです。
改善するためには、時間がかかります。
中途半端に取り組めば、中途半端な結果しか出ません。 1回伝えたから出来るものではありません。分かるもの でもありません。グリップ(握り方)によって打点や フォロースルー、振り切り方や色々なものが違います。
アドバイスをしっぱなしでは改善されません。
常に、チェックする必要があります。それも
正しい目でチェックする必要があります。
フォームの改善をするならば、最低でも 週3回はテニスに関わってほしいです。
しかも、レッスン内容が今は、ゲーム>基本練習
ですが、ゲーム<基本練習になります。それを楽しむ
ことができ、友達と遊ぶ時間やゲームの時間を削れる
かがポイントになってきます。
キッズ、エントリー、チャレンジャーでは、
「楽しむ>上達する」で行っています。
その中で、自分が上手くなりたいと思った子供達が
コートを借りて練習したり、家で練習し、U-1グランプリで
結果を残しています。
そして選手としての入り口である強化クラスに、
上がってきています。
エントリー、チャレンジャーのU-1グランプリでは、 努力すれば必ず、結果が出せます。
その結果を勝ちとってから、フォームの改善はしていけば
良いと考えています。
勘違いして頂きたくないことは、エントリーやチャレンジャーでは、
フォームを教えないと言っているのではありません。
その頻度や内容が違うということです。どうしても、聞きたいことや
改善したい方は、コーチまで気軽にお尋ね下さい。
コーチは、答えを持っていますよ。