【月例】自分勝手なシングルスの練習試合が至福の瞬間

ユニークスタイルの丸谷です。
丸谷 チャレンジャーとチャレンジャー強化
の月例ゲーム練習を担当しました。

チャレンジャークラスが多いメンバー
だったので、目的を2つに絞りました。

1つは

「自分勝手に試合をさせてある。」 こと。

普段、練習ではこどもたちは
コーチや親が見ているので
自由に、ということは出来にくい環境です。

いざ子供同士のラリーと言っても
子供なりに気を使いながら行います。

ではいつ子供が自分の好きなようにプレイ
できるかというと

唯一、シングルスの試合のときなのです。
しかも「練習試合」という言い訳を用意することが効果的です。

上からサーブを打ってみたい…
ストロークで強打したり…

誰に何をいわれる訳でもなく
自分がやりたいようにプレイし
その中で工夫をする練習ができます。

こういった時間がないと、子供でも疲れます。
最初は好きで始めたお稽古ごとも だんだん誰のためのテニスかわからなくなってきます。
唯一シングルスの練習試合のときだけ
自由にプレイできるので、そういった時間を大事にして
何も言葉をかけないように、ただ工夫を拾い上げて
褒めることにしていました。

2つ目の目標は

「長い時間最後までプレイする経験」

普段のレッスンでは80分ですが
月例ではその倍近くになります。

しかもずっとゲーム練習なので
入りっぱなしなので、体力的にも
随分と負担は大きくなります。

さらに負けが続くと、面白くなくなります。

面白くなくなると、自分勝手になってきます。

その自分勝手の範囲は、自分勝手にできる 環境で失敗して怒られるからこそ、見えてきます。
だからこそ、自由にさせて、規制して。 その繰り返しで「自分勝手してもいい範囲」を覚えていきます。
アカデミークラスでも立ち上げ当初は
「3時間の練習で集中力が持たない…」
と佐藤コーチは言っていました。

きっと夏くらいまでそういった状況が
続いたような記憶があります。

かなりの経験年数の子供たちでも
実際に最後まで集中して練習を行うことは
「慣れ」が必要だということです。

その「慣れ」のために、チャレンジャークラスの
子供たちにはちょうどいい月例だったのではないかと思っています。

8月はユニスタ通信にも記載の通り
チーム内大会もあるため、月例が多くあります。

チャレンジャー、エントリーのクラス別
になっており、場所も第二浄化や三宅などでも行いますので

ユニーク内大会の予行練習に
ぜひご参加ください。
2014年8月3日09:20 | 月例ゲーム練習会, 丸谷コーチ

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