●純度100%のやる気と、そうではないやる気の違いとは?

子供たちから、オマールエビとあだ名をつけられたユニークスタイルの丸谷です。
丸谷_顔写真 この2日間久しぶりにエントリークラスとチャレンジャークラスのレッスンをしました。
「ん、なんか随分、雰囲気が違うぞ?」
確か、もっとフワフワしてて、落ち着きがなく
テニスにうっすら興味があるくらいの子供たちだったはずが
フツーにドリル練習をしている。
面白くもないフットワークドリルをやって
淡々とドリル練習をやり、サービスレシーブをやっている。
半年間ラケットとボールをつかって、遊び続けたはずなのに・・
自分たちの興味のある練習ばかりを続けてたはずなのに・・
「ねえねえ、なんかあったの?」
特にチャレンジャーのクラスは首をかしげるくらい
テニスへの気持ちや心構えが「変化」していた。
ボールを打った後、素早いリカバリーを「やろうと」してたり
入らないサービスを「入れようと工夫」してたり
上手くいかないラリーを「なんとかしようと」してたり
自ら「やろうとしている」場面がいくつかありました。

「君たち、なんかスゴくなったね。」

県ジュニアに出た時にもらった「刺激」なのかもしれないし
クリスマスジュニアの結果からの「刺激」なのかもしれないし
アカデミーと合同練習した際に感じた「刺激」なのかもしれない
どんなきっかけがあったかはわからないが
なんか、すごく「変わった」気がする。
純度100%のわかりやすい「やる気」だ。
エントリーやチャレンジャークラスの子供たちも面白いところは
子供たちの「やる気」が純度100%であること。
100%本人から自発的にでた「気持ち」であること。
このような非常に質の高い「やる気」は他人に伝染する。
じゃあ、純度100%ではない微妙な「やる気」
とはどんなものなのかというと、
子供が自分の意思で「そうしている」のではない場合。
一つ例をあげるとすると
レベルが高くなったり、投資した金額が大きくなったり
送迎などの労力が増えたりするにつれて親も「対価」や「欲」
が出てきて、親が子供のやる気を大きく「飛び越える」場合がある。
子供のテニスのはずなのに、親が先回りして
子供のやる気は「親へのポーズ」になっている場合も多く
自発的とはいえない場面が多い。
こういうのが「形だけのモチベーション」であり
これが純度100%ではない場合のモチベーションとなる。
ただし低年齢では「親を喜ばせて褒めてもらう」こと
もモチベーションの一つになることが多いが
どこかで少しずつそういった目的から
「自分が望んでそうしている」状態にシフトしていくタイミングが
思春期を迎える前に欲しいと思う。
子供のテニスへの気持ちがどんどん膨らんできて
親が後から付いていっているのが「最も自然な状態」であり
チャレンジャーの子供たちはそういった子が多い。
もし「あっ、そうそう、うちの子供そんな状態なんです・・」
という「親が子供のやる気を抑えるのにちょっと大変な状態」であれば
どんどん伸びるチャンスだと思うし
逆に「親が子供の気持ちを先回りしている」ことに
どこかでハッとする事があるのであれば
一度親は足を止めて、本来の形通りに
「子供を先にいかせる」ことがいいのかもしれない。
話は随分、脱線したが
チャレンジャーの子供のたちの「変化」に
すごく印象的だったこの土日。
アカデミー、アカデミー育成、そしてチャレンジャー
エントリーと、なにか1本の繋がる線が見えたような気がした。
エントリー、チャレンジャーの子供たち
「なんか、スゲェぞ。」
追伸
明日の浄化校での闘魂5と、高田校での練習試合は残念ながら、雨の予報です。
朝の7:00にホームページで中止を決定しますので、各自でご覧ください。
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ユニークスタイル
2013年1月13日21:02 | 選手育成日記

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