【佐藤】ルールがあると面倒臭いでしょ?

from 佐藤


それでもユニークスタイルは
ルールを作っています。


その理由は、
基準を下げないためです。


例えば、、


■アカデミー育成ではフリーコースしかありません。


このクラスに週1回のジュニアがいれば
体力的に厳しくなってしまって体調を崩したり


練習メニューの意図・目的が覚えれなくて
ただボールを打っているだけになったり


細かなことを毎回伝えていると
練習時間が足りなくなってしまいます。


なので、フリーコースのみにして
常にみんなに情報が伝わる環境を作っています。


■「なんで練習休んだの?」って聞きます。


大会の時、同じ基準なのかを確認するためです。


ちょっと頭痛が、ちょっと体調が悪くて
その「ちょっと」が他人にはわかりません。


なので、本人に大会があった場合だったら
どうするか?を確認します。


その上で「休む」なら
「お大事に」と伝えるし


もし、大会に行くなら、
そのちょっと体調が悪くても
プレーするってことになります。


じゃあ、
「少しでも練習したほうがいいんじゃない?」
と伝えることもあります。


「大会までに体調を整えたいから休む」となれば
それでもいいかなと思います。


その痛みや感覚的なところは
他人にはわからないので本人に聞くしかないです。


そうすることで
スキル、選手思考などが身に付き
可能性を高めることができると考えています。


■チャレ強クラス以上はユニークイベントを優先して。


クラブ内大会のU1グランプリのサポートも
チャレ強クラス以上の条件になってきます。


テニスは個人スポーツなので
自己中心になりやすいスポーツでもあり
「お手伝いする」という心構えが薄れやすいです。


「お手伝いすると気持ちがいいもんだ!!」
と気付くキッカケを作っています。


合宿もチャレ強クラス以上の条件になります。


参加人数が把握できることで
コート面数、宿泊者数、経費などが
事前に計算できることで円滑に準備できます。


もし、それが個人的な事情で
参加出来ない人が多ければ


やりたくても合宿が開催できない状況になり
頑張りたい人が頑張れない環境になってしまいます。


なので、まずは全員に
頑張る人の基準に合わせてもらいます。


頑張りたい人が頑張れる環境を優先するのが
チャレ強クラス以上ってことです。


公式戦に出場していきます。


「もう少し上達してから・・・」って考えていると
その「もう少し」がとても時間がかかります。


なので、まず出場すると決めることで
そのために必要なことを準備することになります。


それの準備が経験になります。


まずは、テニスで可能性を感じるかどうか
「競技テニス」の入り口を経験することです。


なんか違うな・・と感じれば
新しいことにチャレンジすればいいんです。


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何が何でも
「ユニークを最優先」ってわけではありません。


学校行事、ケガ・病気、身内の不幸などは別です。


重要なのは
自分自身の優先順位です。


自分の優先順位を見極めるためにも
何か基準になるモノが必要だと考えています。


その「何か基準になるモノ?」というのを
ユニークのルールとして明確してあるだけです。


テニスを最優先している人の判断は
勝手に上記の基準を満たしている人です。


毎日練習するし、休まないし、
何かあれば何でも参加していきます。


それで、県ベスト8の人もいれば
関西出場の人、全国出場の人、世界に行く人


気付けば、俳優になっている人、
ミュージシャンになってる人、実業家になってる人


様々です。


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ルールを守ることは大切です。


でも、何のためにルールがあるのか?
ってことを考えることが重要です。


そして、ルールがあることで
気付かされること、助けられること
学べることなど、たくさんあります。


ルールがあると面倒臭いと考える前に
ルールがあることの恩恵を考えることを
おススメします。

10:00 | ■ 佐藤コーチ | タグ: , , , ,

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