【佐藤】県ジュニア11歳以下終了

from 佐藤


大会で求めることって
選手・親・コーチによっても違ってきます。


結果を求めること
礼儀やマナーを求めること
振舞いや態度を求めること


それぞれ違って良いと考えています。


僕は「体験」を大切にしてほしいと
いつも考えています。


今回、シード選手になったジュニアなら
今までならシード選手に立ち向かっていたけど
今回は逆の立場を始めて経験しました。


シード選手でしか味わえない体験です。


病み上がりで、炎天下での試合になったジュニアも
きっと初めての体験だったと思います。


プレー中の不安や緊張感も
良かったプレーも悪かったプレーも


「あの時のあのショットが最高だった」ってのも
「あの時のあのプレーがすごく後悔してる」ってのも


一人一人が違う体験をしていると思います。


苦労して勝利したこと
すげぇ調子が良くて勝利したこと
運が良くて勝ち上がれたこと
ピンチから逆転勝ちしたこと


熱中症になりかけて負けたこと
めっちゃ緊張して上手くプレー出来なかったこと
ビビって負けたこと


出場した選手全員が
一人一人特別な体験をしたはずです。


僕はそれを大切にしてほしいと想っています。


特に小学生・中学生までは
その体験を多く積み重ねることが
すごく大切だと考えています。


その過程で結果が出た選手が
関西大会や全国大会に出場をして
より特別な体験することで


一味違った高校生活を送ったり
大学時には明確な目標を持てたり


大人になったころには
想像を超える成長をしている。


そんな可能性を高めてくれます。


なので、試合に勝った負けたの結果で
成長度合いを決めるのではなく


どんな体験をして、どんな感情が生まれて
どんな行動をして、どんな結果になったのか


勝った喜びも、負けた悔しさも
今、明確に頭の中に残っていると思います。


それをノートに書き出すことで
県ジュニアの体験が忘れなくなります。


その積み重ねをすることが
今のみんなには大切だと考えています。


テニスノートに書き込んでください。
コーチの一言が欲しい人は提出してください。

2022年7月31日22:20 | ■ 佐藤コーチ

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