【佐藤】ベストプレーをするためには「自分の個性あるミス」を受け入れる

from 佐藤 

佐藤

 
闘魂総順位10も終わり、
月末から県ジュニアが始まります。 


練習でもマッチ練習を行い、
試合に向けての準備をしています。 


試合と練習を観ていると
気になることがたくさんあります。 


・ダブルフォルトが多い

・サイドアウトが多い

・声が出ない

・諦める

etc,,,, 


挙げたらキリが無いし、
注意したところで変化が少ない。 


誰でも自分の悪いところが気になり、
それが弱点だと考える。 


それを練習で改善しようと努力し、
「ミスをしないこと」を目的に練習をしている。 


それが本当に試合に向けての準備なのか? 


ダブルフォルトやアウトをしないようにするだけで
自分のベストプレーが出来るようになるのか? 


結論から言えば、「必ずミスをする」 


ダブルフォルトもサイドアウトもする。 


たくさん練習して、改善しても「ミスをする」
そのミスが繰り返されることでイライラしてくる。 


そして、以前と同じ結果になる可能性が高い。 


それを繰り返さない為に
考え方を変えることが必要になる。 


「なぜか同じミスをしてしまう」というのが 「自分の弱点」だと考え、改善する為に練習をする。 

それを、、、 

「なぜか同じミスをしてしまう」というのを 「自分の個性」だと考え、ミスすることを受け入れる。 

僕はセカンドサービスが怖かった、
だからファーストサービスの確率を上げる為にスピンサーブを多用した。 


僕はフォアハンドストロークに多少の苦手意識があった、
だからストレートに打ちネットプレーで勝負することが多かった。 


「自分の個性あるミス」を受け入れたことで
自分のベストプレーに近づけたのを覚えている。 


そして、もう一つ大切なのは
「自分の得意なショット」を自覚すること。 


もし、「自分の得意なショットは何か?」と聞かれた時、
「無いです」「わかりません」などと答える選手は強くなれない。 


自分の短所はたくさん挙げれるのに
自分の長所がわからない人は試合では勝てない。 


もし、「得意なショット」と言い切れないのであれば、
「自分が好きなショット」を「得意なショット」を思い込めばいい。 


そして、「得意なショット」を打てる状況作りと、
そこからポイントを取るパターンがあれば、勝てるチャンスがある。 


「自分の個性あるミス」と「自分の得意なショット」がわかっていれば、
自分がどんなプレーをすればいいのか考えることができます。 


マッチ練習をするのは現状の自分を把握し、
どんな戦い方をすればベストプレーになるかを探すためです。 


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2013年10月16日18:00 | ■ 佐藤コーチ

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