【佐藤】マッチ練習を観て何となく感じたこと

from 佐藤


先日、マッチ練習を行いましたが
何となく感じたことがあります。


「あれ、強さを感じないなぁ」って・・・


みんなの前回の戦績と比較した時
それを余裕で乗り越える雰囲気のことです。


その理由を考えてみました。


まず、一人一人の戦績が違うので
同じ基準で観るのではなく


前回の戦績を基準に
そのレベルに必要なプレーを意識して
取組んでいるか?を観ていました。


僕の印象は、、、
頑張り屋になっているけど、努力家にはなれていない。


そんな感じです。


頑張り屋は、
伝えられたこと、教わったことに対しては
しっかり取り組む姿勢がある人


努力家は、
目的・目標に対して、今何をすべきかを
自分で判断して行動している人


簡単に言えば、頑張り屋は
雰囲気に流されやすいです。


それなりに良い雰囲気の時は
一生懸命に取組んでるけど


ちょっと緩んだ雰囲気になると
それに流される傾向があります。


先日の練習では、
そのちょっと緩んだ感じがしました。


普通の子どもなら、それが普通だと思いますが
競い合う場では、それが弱みになります。


それを律することができると
成果を達成する可能性が高まります。


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一つ一つのスキルアップはしているけど
そのスキルが本当に試合で活きるのか?


例えば、、、


サーブ練習やサーブリターンの時
どんな状況で打つことをイメージしているか?


クロスラリーをしている時
ストレートを打たれることを意識しているか?


2対1をしている時
振り回されないための工夫をしているのか?


スキルが上達しても
試合でどう使うか?戦うか?って
思考を巡らせることが足りない気がしました。


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先日も伝えたんですけど
大会に出場すれば負けます。


勝って終わる人は1人です。


でも、優勝しなかったら
意味がないってことはありません。


優勝することは1つの目標であり
他にも目標はたくさんあるはずです。


それに目を向けることが大切です。


・緊張しても声を出す。
・ビビッても思い切る。
・試合前は1人になる時間を作る。
・諦めない。
など


この自分なりの目標を作って取組める人
やれることを全部やろうとする人が
努力家になると思います。


その成果を感じ取れたら
とても充実した大会になるはずです。


なので、県ジュニアに出場する人は
小さな目標を3つ作ってみようか。



 
2022年10月27日10:00 | ■ 佐藤コーチ

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