【過去の事例】うちの子は本気で頑張ってる。

from 佐藤


過去、こんな事を
言われたことがあります。


練習時の
グループ分けについて
意見をされました。


「子どもにテニスをさせるなら
全国トップを目標にしている」
という保護者に


うちの子は
本気で頑張ってる


だから、周りの子たちとは
一緒に考えないでほしい。


僕の回答は、、、


グループで
練習するってことは
色々な差があります。


目標の差
身体的な差
理解力の差
家庭環境の差
経済力の差


その差がある中で
みんな頑張ってます。


差があることが当たり前で
その中で自分が何をすべきか?


それを考えるのが
大切だと考えています。
と伝えました。


大切にしているのは
集団の中での活動です。


その中で、
協調性や主体性を学び


自分らしさを
どうやって表現するか?


それが個性を伸ばすと
考えています。


個性を伸ばすとは
集団の中で活きる個性です。


集団の中で、浮いてしまう個性は
悪いクセが残っています。


スキルアップも同じです。


同じアドバイスを受けながらでも
みんなフォームもショットも違う


フォアが得意な子もいれば
バックが得意な子もいる。


サーブもボレーも
プレースタイルも違う。


その違いを感じながら
自分の個性に気付いていく。


悪いクセがあれば
周りより劣ってることに
気付けます。


それが成長だと
思っています。


でも、この考えが
正解だとは思ってません。


一つの答えであって
他の選択肢もあります。


例えば、、


マンツーマン指導で
徹底的にスキル指導をして


試合に勝って、
より高いレベルの
大会に出場する。


その特別な環境を目指し
そこで人脈を広げる。


そうやって成長を促す
考えがあっても良いと思います。


はじめに戻りますが
その保護者は


マンツーマン指導や
少人数指導を求めてました。


本人(子ども)がどうだったかは
わかりません。


なので、、、


環境を変えることを
勧めました。


違う環境も知ってみたい。


誰にでもある欲求ですが
合う合わないもあります。


違う環境を知ることも
大切なことだと思っています。


なので、合わなかったら
いつでも戻ってきてください。
とも伝えました。


ただし、どんな選択をしても
必ず必要になることがあります。


それは、、、
「妥協」と「我慢」です。


僕は「妥協」を
悪い意味には捉えていません。


意味は、


主張が対立している場合、互いの主張を幾分かずつ譲り合って、一つの結論・取決めを導き出すこと。


要するに、納得することが
大切だと言うことです。


あとは、
良い時もあれば悪い時もある。


それを乗り越えなければ
成長はありません。


だから、「我慢」が必要です。

10:00 | ■ 佐藤コーチ | タグ: , , , , , ,

ブックマーク


問い合わせ