■れじおんJunior Tennis Cup

ユニークスタイルの佐藤です。
佐藤卓也_顔写真 もうすぐ、アカデミー内の試合を行います。
正直、、、
・ラリーも出来ません。
・サービスも打てません。
・ルールも知りません。
でも、試合をします。
さすがにルールがまったく分からないのは困るので
2日間かけて、特別練習会を行います。
僕はこう考えています。
何年か前の「テニスの王子様」でテニスブームがあり、
多くの子供がテニスを始めました。
しかし、その大半がテニスを辞めている。
その原因は、
「子供たちが想像した世界」と違ったからだと…。
もっと遡って、「キャプテン翼」でサッカーブームがありました。
この影響もあったのかわかりませんが、
日本のサッカーは強くなっています。
その頃、サッカーをするなら部活動。
部活動では、練習して、レギュラー争いをして、試合に出場する。
「アニメの世界」と「自分たちの世界」が近いものがあったはずです。
では、テニスはどうでしょう?
小学生がテニスを始めるためには、
部活動がないのでテニススクールに通い始めます。
イメージ的には「習い事」に近く、
そろばんを習う、習字を習うなどに近いのではないでしょうか?
なので、テニスを教えるというよりも
・あいさつを教えます。
・マナーを教えます。
・運動能力を向上させます。
などが指導の中心になり、
肝心なテニスを楽しむことが後回しになった。
子供たちが観た「アニメの世界」と「自分たちの世界」がほど遠い
そんな印象を僕は受けています。
では、中学生はどうか?
・硬式テニス部がなくても、ソフトテニス部がある。
・入部して3~4か月後、夏の大会に出場する。
・団体戦があり、目標を共有できる。
子供たちが観た「アニメの世界」と「自分たちの世界」が合っている。 もし、小学生の子供たちに自分たちの世界観と合ったテニスをする場所があれば、
もっとジュニアテニス人口が多く、その中からタレントを持った選手が育ったのではないでしょうか?
そう考えると、僕はあいさつやマナーを教えるより、まずはテニスをプレーしてほしい。
なので、ユニークスタイルでは定期的に「ゲームを楽しむ時間」を作っています。
その中で「ルールを守る」ことや「相手を尊重する」ことを学ぶうちに
「あいさつ」や「マナー」の大切さが理解できるようになるはずです。
追伸
子供の頃、ファミコンで説明書をじっくり読んだことはありません。
まずはゲームをする。
上手く操作できないから、必要な部分だけ説明書を読んでみる。
何となく楽しんでいるうちに操作方法を覚える。
そんなに説明書を読んでいないのに
操作方法をほとんど覚えているようになりました。
テニスも同じだと思います。
れじおんCUP
17:33 | ■ 佐藤コーチ |

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