【梅澤】プレー中に感じる怒りはどうしていますか?

こんにちは。
ユニークスタイルの梅澤です。

プレー中に
ある感情が出てきて、
困った経験はありませんか?

上手くいっているときは
とくに気になりませんが、

プレーが
思い通りにいかなくなると
込み上げてくるもの。

それは、

「怒り」です。

高いレベルであっても、
子どものレベルであっても、

感情の部分なので誰もが
持ち合わせているものです。

上手くいっているときは、
感情が安定しています。

例え負けたとしても、
自分のベストを出せれば
やりきった感があるでしょう。

ですが、
自分の思うような
プレーができないときの
気持ちはどうでしょう?

そういうとき感情的になり、
自分へのイライラや怒りが
出てきて、

自分のプレーに
集中できなくなります。

少し大げさな
表現にはなりますが。

子どもは生きてきた時間が
大人より短く、
 
そういったことを
体験して乗り越えてきた数
も少ないものです。
 
怒りといった感情の処理、
対応が分からないままの
ことが多いです。

しかし、
この怒りを
自分でコントロールできれば、

パフォーマンスを
上げることもできます。

ジュニア選手もこういった
プレー中の怒りを表したり、

強く感じたことが
あると思います。

怒りを
上手くコントロールできないと、
 
プレーが雑になり、
パフォーマンスや結果に
波が出やすくなります。
 
また
こういった経験をしたこと
がある人もいるでしょう。

ではまず、
怒りとはどういった感情なのか?

怒りとは、
急激に起こる突発的な
感情であり、
 
判断力、予測力、
己への自信が、
全て低下してしまうもの
 
です。

選手は
ボールのコントロールや
試合展開のコントロール
だけでなく、

怒りという感情も
しっかりコントロール
しなくてはいけません。

選手が
怒りを感じるときは、
 
期待していたプレーと
実際のプレーに、
 
差があるときです。

この差が小さいときは
不満程度ですが、

差が大きくなるにつれ
怒りの感情も、

こみ上がってきます。

また、
性格的に短気や不満を
口に出すことがある人は、

怒りが大きくなりがちです。

大切なのは、

自分がいつ、
どんなとき、
どのような状況で
 
怒りを感じて、
どのような行動を取るのか?
 
ということです。

自分の怒りに対して
自己分析ができれば、

怒りへの
コントロールができます。

次に
怒りに対する対策法を
ご紹介したいと思います。

「間」を取る
 
気が立っているときは、
行動も早くなり、
カリカリしがちです。

そんなときは、
ゆっくりと行動してみましょう。

タオルで顔を拭く、
ガットを見る、
空を見るなど、

時間を上手に使えば
怒りをコントロールしやすく
なります。

呼吸法でリラックスをする
 
怒りが高まると、
心拍数があがりやすく、
落ち着きがなくなります。

心拍数を抑えるために
深呼吸をしてみましょう。

息を吸っているときと
吐くときとでは、

吐くときの方が
心拍数が下がります。

その際、
ネガティブな気持ちも
いっしょに吐き出すと、

次のポイントが
新鮮な気持ちになり、
プレーしやすくなります。

力をグッと入れて、
一瞬で抜く、筋弛緩法
 
怒りを感じると、
身体に力みが
入りやすくなります。

このよなとき、
拳にグッと力を5秒入れて、
一気に力を抜きます。

このときゆっくり抜くと
リラックスが得られないので、

一気に力を抜くことが
大切になります。

他にも、
上手くいかないときに
あえて笑顔を作る。

自分へのペップトーク、

足やお尻を叩いて
自分自身に檄を入れる、

などがあります。

自分にあった方法を見つけ、
怒りを上手にコントロール
できるようになりましょう。

前向きな感情は必要ですが、
怒らないというのも

なかなか
難しいものだと思います。

怒りは、
自分にとってマイナスな状況を
知らせてくれるサインや警告
でもあります。

また、
怒りはそのまま
プレーしてしまうと

あまり良くない状況や
結果になるという、

先の未来を
感じさせてくれるものです。

怒りに対するイメージを
変えて考えてみると、

同じミスを繰り返さない
といった危機感やヤル気を
高めることができます。

だからこそ、
自分で怒りを
コントロールできれば、

パフォーマンスを
上げることができます。

自分の怒りという感情を
どう乗り越えるのか?

こういった
心の部分も選手として、
大切な成長の一部ですね。
2022年6月7日12:10 | ■ 梅沢コーチ

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